手芸・クラフト―洋裁

たんすに眠っている黒留袖、黒羽織、黒紋付、兵児帯など黒の着物を中心に、反禅や絞りなどと合わせるリフォームを紹介。フリルが揺れるエプロンドレス、巻きスカートにもなるショールなどに大変身。

いよべ しづこ
ファッション・クリエーター。東京モード学園講師。名古屋モード学園卒業後、アパレル・デザイナー、プランナーを経て、東京モード学園に教師として就任。1990年出産を機に、非常勤講師を選択し、フォーマルドレスメーカー「VIVE」の企画室長を兼務。1992年東京友禅作家・寺沢森秋氏の個展(サンフランシスコ、ギャラリーピアザ)にスタッフとして参加する。ショールの企画デザインを担当。1995年独立。着物地からの作品展開を中心に活動を始める。日本橋高島屋ギャラリー「遊工房」など、一年に一度のペースで個展を開催。2002年谷川賢作氏の率いる現代詩を唄うバンド「Diva」のラスト・ライブの衣装を担当し注目を浴びる。黒を追求した作品は多くのファンから新作を待望されている。東京都小金井市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)