手芸・クラフト―洋裁

母から受け継いだきものを上等な服に仕立てる贅沢な喜び。日本趣味に偏らない、洗練されたデザイン集。フォーマルドレス、スーツ、シャツなど25点すべてに裁合せ図つき。

もはや着物としては着られない、母や祖母から譲り受けた着物たちを、洋服に仕立てて身につける。着物を慈しむ手仕事の贅沢。染めを生かしたワンピース、袋帯から作るボレロとワンピースなどの作り方を紹介。

神谷 典子
1939年台湾生れ。学習院大学在学中に、帽子をサロン・ド・シャポー、洋裁を伊藤すま子デザイン研究所にて学んだ後、同研究所に勤務。新聞社勤務のご主人と結婚。ご主人の実家は、銀座の和装小物の老舗、三河屋。出産を機に家事、育児に専念。1990年代から和裁を学び始めるとともに、和服地を生かした洋服制作を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)